こんばんは。
先日からずっと計画しておりました、本の処分を、本日してきました。
絶対に後悔することはわかっていて、それでも処分したので、これ以上悔んだりしないためにも、ここで自分の悔しい気持ちを吐き出したいと思ってます。
ここから下は、そんな自分の後悔の気持ちになります。
さて、まずはこうなった経緯ですね。(自分への言い訳です)
まず、本だなの中の本って、一度読んだ後は、片付けの時しか読みません。
なのに、ずっと場所だけは取ってしまうんです。
僕に財力があれば倉庫でも借りれば済む話なんですが、そんなことはできません。
さらに、今住んでいる部屋は4.5畳程度しかありませんので、本棚によって、生活スペースが狭くなっていることは明確でした。
本棚がなくなれば、服をかけるためのラックを置くことができると考えた私は、本棚を処分することにしました。
しかし、中には大量の本が入っています。
これを処分する方法は、①ごみとして出す ②売りに行く ③フリマアプリで出品する
この3つのどれかだと思いました。
もちろん、③を利用した方が、確実に儲かるでしょう。少なくとも、購入した時の数%を確保することができたはずです。
しかし、その手間を私は惜しんだのです。
売れる保証もない、手間がかかる。そういったことを煩わしいと考えた私は最悪の一手を選んでしまったのです。
そう。BOOKOFFです。
4輪車のない私は、大きなカバンを背負い、3往復もして、”323”冊もの本を運びました。昼過ぎからかかって、終わったのは夜でした。
半日働いたものと同じ労力です。
通常働いていれば数千円を稼ぐことができたでしょう。
最終的に私が手にした金額は・・・・2480円でした・・・・。
金額が安い!とか、文句を言いたいわけではありません。
これが、私が惜しんだ手間の結果なのですから。
私は本の1冊ごとにフィルム表紙を使って、焼けないように遮光して、、、、
といった手間をかけていたのです。
その大半は初版で買ったものでした。
そうやって大事にしてきた私の時間と大切なもの達は、わずかな小銭となってしまったのです。
その悲しみに今は耐えられないのです。
ここにあっても私が再び彼らを読むことはなかったかもしれません。
でも、彼らにかけた私の気持ちは、汲み取られることはなく、1冊5円という数字だけで処理されてしまったのです。
これが、私がBOOKOFFにいい印象を持っていない理由です。
バーコードを読み取って、数字が増えていく。
それだけの作業。
効率化を図って、会社の利潤を上げる。
会社の存在意義は確かにそういうことです。
だからBOOKOFFに直接問いかけたりすることはありません。
しかし、私の無念を何かの形にしなければこの悲しみは癒えない。
だから今日、私はこのブログを書くことにしました。
これが誰にも見られないとしても、私がどれだけ彼らを思っていたのか、
形に残ればそれでいい。
この小銭が彼らのすべてではないと、私は知っている。
そこにある価値は、私個人にとっての価値である。
今まで、ありがとう。
誰か、良い人の手に渡って、読まれてくれることを祈ります。